漫画の名言集

本阿弥光悦(ほんあみ こうえつ)のプロフィール

名前 本阿弥光悦(ほんあみ こうえつ)
母親 本阿弥妙秀(ほんあみ みょうしゅう)
職業 研ぎ師
性格 穏やか
特徴 細長の目、ご隠居のような服装
年齢 ???

 

代々、刀研ぎを生業としている名門の家柄の本阿弥本家九代目惣領。現在は引退しているがその腕に仕事が度々舞い込む。京の屋敷に母・妙秀とともに住まう芸術家。迎え入れた牢人者達と共に暮らしていて武蔵と小次郎もお世話になっていた。

 

 

本阿弥光悦(ほんあみ こうえつ)の名言・名セリフ

 

刀傷ですか・・・元旦早々切り殺された気の毒な方はどなたですかな


(第22巻 絵を描くより)

 

 

斬り合いをして勝った負けた・・・どっちが強いとやっても世の中のために何ら益はなし

いやむしろ世間にとっては迷惑な存在でしょうな こんなものを振り回す武芸者とは
その刀を研ぐ私もまた然りか いやそれ以上のハタ迷惑


(第23巻 刀を研ぐより)

 

 

私の研いだ刀によって死んだ御霊は・・・百や二百じゃきかんでしょうから・・・

一線を退いた身でありながらまたこうして研いでいる
人を斬るための刃物にね より確実に斬れるように磨きをかけているわけですな
世にも稀なろくでなしでしょうな


(第23巻 刀を研ぐより)

 

 

刀を万象と見立て天地と見立てた

それ自体は悪くない 美しいものはみんなそう
ただね・・・どこまで行っても刀は刀 人を斬る為だけの刃物
刃物として与えられた命を全うしてこそ美しいのですな そこを忘れてはおかしなことになる


(第23巻 そつ琢より)

 

 

刀を究極に美しくあらしめるためには 刀ではあってはならないような気がした


(第23巻 そつ琢より)

 

 

剣を己の人生の真ん中に置いていると 剣こそ全てと口にされる方は沢山おられますが

本当の意味で剣こそ己と生きている人は稀 そういう人は余計な色がつくのを拒む
ただ己の色を濃く深くしていく その色は美しいその人の色
そして私はやはりそんな美の為にのみ研ぎたいのです
美しいならば 人を斬ってもよいと思っているのも事実
一線を退いたあと刀を研いだのはこれで二人目です


(第23巻 そつ琢より)

 

 

余程の想像の及ばぬ ただひとりの道を行く二人

寂しさが和らいだのならよかった


(第24巻 午睡より)

 

 

あるいは彼らが抜身の刀そのものであるなら お互いがお互いの鞘となり得る

そんな唯一の存在ではないかと


(第30巻 片割れより)

 

 

人には二種類あるそうです 剣を手にして強くなる人間と弱くなる人間


(第30巻 片割れより)

 

 

人は弱さを知る為に剣を作ったのかも知れませんね

その人を作ったのは天でしょうから
弱さを経てない強さはないでしょう?


(第30巻 片割れより)

 

 

人を斬る為だけにつくった剣・・・しかしそこにはまぎれもない美がある この矛盾

刀は人を斬ることができるから美しい 斬れない刀には美はない
斬る為に生まれた道具として刀は斬れば斬るほど美しい
ならばその美を究めるに至ることが 寒気のするほどの美
持つ者をもその美に染め上げるような そんな美があればその刀はもはや斬るまでもないもの
なぜなら 強さと美は同じもの その考えだけが私に刀に触れることを許すのです


(第30巻 片割れより)

 

 

お互いがお互いの鞘

一人なら異端でも二人ならば 人の世と折り合っていけるんじゃないか


(第30巻 片割れより)

 

 

心が凝り固まっていては見えないものも

力を抜いて素直に見るといろんな顔が現れてくるでしょ
心を開いて受け止めるなら この世のすべては美しくてもともと


(第30巻 岐路より)

 

 

本阿弥光悦(ほんあみ こうえつ)が言われた名言・名セリフ

 

いずれはここを嗅ぎ付けて乗り込んで来たらその時は・・・・知らんぷりしましょう

 

発言:本阿弥妙秀(ほんあみ みょうしゅう)


 

 

何か・・・意外と剣が似合いますね

 

発言:宮本武蔵(みやもと むさし)


 

 

光悦殿のような芸術家がその同じ手で刀を研ぐ姿を見ると

穏やかなお人柄を見ているだけに思わず
「剣は 人を斬る為の刀はなぜあるのか」そんな問いを立てずにはおれなくなる・・・

 

発言:沢庵宗彭(たくあん そうほう)


 

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